無題
人に見られているからと張り切って、文章もきちんと整えて、内容も問題の無いかどうかの確認をして、できたそういう文章が、一番陳腐でばかばかしい。壮大な皮肉だ。しかも憎むべき矛盾だ。
やっぱりSNSよりこちらで好き放題独り言をいい続けているほうがはるかに楽だ。楽しい。見かけたら読んでもかまわない。ただ向こうでは何か自分の言葉を周りが待ち受けているようにしか感じない。
そういう状況って、何か揚げ足をとられそうな危険を何かしら本能的に感じたりする。
何が嫌いだと言って、揚げ足を取られることほど嫌いなことはない。自分は自分を落とされるのに慣れっこだからむしろそれが日々の彩りだと感じるように適応しているつもりだが、揚げ足取りに遭うことだけは本当に今でもダメージとなる。
まるでどの攻撃に完全に適応しようと、その存在自身がはねかえってくるのだから手を打ちようが無いのだし、その曲がりなりにも適応しようとした自分の必死な姿ががそのまま映し出されているようで滑稽さをとことん笑われたような気分になる。
だめだ。何を書く気も起こらなくなった。一度奔流がくるととまらないが止むと完全に止む。もう知るか。

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